イカセカイβ.1

Anthropology of Inklings

歌は世につれ世は歌につれ
時代を超えて語り継ぎたいがある


Splatoonのイカ語を解読したりマップの外側や世界観を考察したり
開発中なので常識の範囲で好きに使ってね。
開発の流れではデータ消えたりもするのであらかじめご了承願います

めも くコ:彡相談事とか要望、ネタはここに自由に書いてね もしくは@ikasekai

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2ヒーローモード 解釈 考察 感想

著:

***   ネタバレ含みます     ***​まだ書いてる途中



*** 独自解釈を重ねて捏造設定じみた記述もあります ***​








*** くコ:彡 ***





これは「ヒーローモードをクリアしたのに、なんで広場にホタルちゃんは一人で佇み続けるの?なんでアオリちゃんはホタルちゃんの隣にいないの?」という自分の問いに対する答えです。


あんましおもしろいものじゃなイカも




*** くコ:彡 ホントニヨム? ***











【1】連載シオカラ小説から続くヒーローモードとはなんだったのか?

連載シオカラ小説から続くヒーローモードとは、ソロ活動ですれ違う生活をしていたシオカラーズの「日常が再結合する物語」じゃなくて「絆が再構築される物語」と再解釈する。

ソロ活動に忙殺されることによってお互いに十分な関心を払えず「相手に目を向けることができていない」状態だった。
アオリちゃんの失踪事件をきっかけに強制的に仕事より相手を優先する状況」が作られたことによって「本当に大切な価値」を再発見し
「仕事に振り回され、忙しさに飲み込まれずに、自分たちのペース」を取り戻す。
これを「絆が再構築される物語」と呼ぶ。

自分たちのペースを取り戻すことで「相手に目を向けること」ができるような状況をつくる、それが「ふたりの絆の再構成の物語」




連載シオカラ小説にて、二人のすれ違う生活の描写がわかる箇所を抜粋する。

1-1
>ラストフェスをきっかけに、その人気に一層の拍車がかかった。
>ハイカラシティのアイドルから、一躍トップスターとなったふたり。
>それまでの活動の枠を超えて、多忙な日々を過ごしていた。

1-3
>しかし、ソロ曲を発表した頃から、次第に単独での仕事が多くなってきた。

1-4
>今までは部屋を出るのも一緒、帰ってくるのも一緒だった。
>だが、今は戻る時間もまちまち、オフの日も合わないことが多くなってきた。
>ふたりが一緒にいる時間は、以前より格段に短くなっていた。

3-3
>そういえば、近頃のホタルは元気がない。
>でも、ホタルの心配ばかりしてもいられない。
>ここのところ、アオリも仕事で息をつく間がなく、ちょっと気が滅入っている。

4-7
>やっぱり、ふたりで一緒にいるのは楽しい。
>いや、楽しいという言葉では表せない、特別な感情で心が満たされる。
>最近たまっていた心のモヤも、すっかり晴れた気がした。

5-4
>ふたりとも自分のことで精一杯だ。
>胸を張って答えられるほど、相手に目を向けることができていないと気づかされる。

ここで注目すべきは
「>でも、ホタルの心配ばかりしてもいられない。」
「>やっぱり、ふたりで一緒にいるのは楽しい。」
「>胸を張って答えられるほど、相手に目を向けることができていないと気づかされる。」
の三行だ。

時間が許せば「一緒にいて楽しい」が仕事で忙しくなると「心配ばかりしてもいられない」ので「相手に目を向けることができていない」。
であり、仕事に振り回されて自分たちのペースを失っている状況がわかる。

それが、アオリちゃんの失踪事件を機に、二人は仕事のことより相手を意識するよう状況に強制的に置かれた。
ホタルちゃんは仕事を抜け出してでもアオリちゃんを捜索していた。
アオリちゃんは洗脳されていながら、ホタルちゃんを連想させるような飾り付けをしている。
そしてラストバトルにて二人は再会を果たし、「最も大切な事」を再認識した。


この再会により、自分たちの優先度を見直し、自らのペースでスーパーアイドルとしての活動を再スタートする。
クリア後すぐ復帰するのではなく、二人の時間をとり、再開の感動とラスボス戦でふたりのソロ曲を合わせた体験から新曲をつくり、アイドル復帰は「明後日から」
ヒーローモードクリア直後に即アイドルに復帰するのではなく、少し2人だけの時間を過ごして、今の気持ちで曲を作ってから再開する。
「あさってColor」の曲名には、「明後日からアイドル活動を再開しよう」という、二人のペースを取り戻すことができた現れだと解釈する。
また、二人のソロ曲のメロディーをお互いが交互に掛け合ったり、一緒に声を重ねて歌う様は、ソロ活動をしていた二人が再び一緒に活動するようになった、そんな印象を受ける。
アオリちゃんとホタルちゃんは自分達のペースを取り戻したことで「相手に目を向けること」ができるようになった、と。
忙しさに飲み込まれず、離れていてもお互いのことを、心配したり、思い遣ることができるようになった。

これがヒーローモードのクリアによって変わったことで、「絆が再構築される物語」と自分は受け取る。

彼女たちが「仕事に振り回されず、自分たちのペースを取り戻した」と前提に考えると
クリア後もホタルちゃんがサボってるようにタコツボキャニオンにいたり、アオリちゃんが頻繁にサングラスをかけてラスボス再戦を繰り返すのも、二人の派手な息抜きと捉えることができる。
百合ダイブしたくなったらサングラス!



【2】何故タコワサはアオリちゃんを拉致したか?

1.シオカラーズのシオカラ節が脅威だった説
 1のラスボス戦で体の自由を奪われたことを脅威にお思い、対抗するべくユニットの瓦解を謀った。ついでにアオリちゃんの力を利用しようとした。

2.伝説のライブを再現したかった説
 シークレットファイルにあるけど、1のラスボス戦はDJ OCTOVIAとシオカラーズの奇跡のコラボライブと語り継がれている。
 音楽プロデューサーとしてのタコワサがまたライブを再現したくてアオリちゃんを拉致して、ホタルちゃんが来るのを待っていた。

3.タコワサもシオカラーズのファン説
 最近ソロ活動で音楽外の仕事をしているシオカラーズに不満を持っていたタコワサは、あえて自分が悪者になることで、シオカラーズがユニットとしての活動を再会するよう誘導した。
 「シオカラ節 オドラズニハ イラレナイ」とか言ってるしアンタ実はファンだろ。
 もくろみは成功し、二人のソロ曲が合わさった「あさってColor」が作成された。


ここでは「3.タコワサもシオカラーズのファン説」を採用する。

タコワサは、シークレットファイルのアオリちゃんの記事を読んで彼女が過労の状態にあることを知り、あえて自分が悪者になることで、シオカラーズがユニットとしての活動を再会するよう誘導した。
アオリちゃんには強制休暇を与えために洗脳した。
悪役を演じるうえで、バトルでは全力で戦うし、負けると悔しい。

だからこそ、クリア前は「今度という今度はタコは許さん」と言って居たホタルちゃんは、タコワサの意図を理解したことでスノードームのタコワサが「ハラヘッタ」いうぼやきに対して笑って返せる態度になった、と想像する


【3】アオリちゃんの受けた洗脳について

アオリちゃんが洗脳に陥ったのは仕事の疲れと孤独から、「現実逃避の先をタコツボに居場所を見出す」よう誘導したものと考える。

二人でアイドルになることを目指したものの、ホタルちゃんと一緒にいる時間は限られ、一人でグルグルと考え込んでしまう。
なんのためにアイドルになったとか?仕事の忙殺されて弱った心に洗脳がつけこんだのではないか?
たとえば「タコはみんなアオリちゃんと一緒に居たい。時間に追われることなく、好きなだけ歌って踊ってずっと楽しく暮らそう。」というような。
アオリちゃんが無線に干渉して発した「チカヨルナ」自分の居場所が脅かされることへの恐れから拒絶だったのではないか?
「アッ…アオリデハナイッ!イイカラ ヒキカエスノダ…アブナイシ、キケンダゾ…!」という警告からは、2つのことがわかる。
アオリちゃんは元の記憶を持ち合わせており、人格が上書きされたわけではないということ。
もうひとつは、警告のないようが積極的な排除ではなく、拒絶なあたり、無意識では敵対することを望んでいないかもしれない、ということ。
その後の「ト、トニカク ヒキカエスノダーッ!モウ カケナイカラ!!」とうセリフは、そんなアオリちゃんの心の中で拒絶はするが敵対はしたくない相反する感情の表れではないか?

もっとも、洗脳されてなお、アオホタ相合傘を書いたり、アオホタカラーを随所につかってるあたり、二人の絆の強さを感じる。
相合傘のハートマークにヒビが入っている(しかし割れてはいない)のは、ホタルちゃんと「向き合えていない」または「心を通わせていない」という表れではないか?
ちなみにラストステージがハイカラシティの広場を模しているのは、現在の忙しいアイドル活動から現実逃避をして、「あの頃に戻りたい」という願望だと自分は解釈する。
ラスボス戦でホタルちゃんが加勢にきてから流れるBGM「ボムラッシュの夜」は、現実逃避を続けて遊んでいたいアオリちゃんを、ホタルちゃんがすがるように呼びかけ引き戻そうとす掛け合いに聴こえる。

そして洗脳が完全に解かれた時に「ア…アタシのイばしょ ココジャない…!」というセリフに繋がる。






【4】さいごに
スーパーアイドルになった今、もう1の時のような談笑する2人の日常に接することはできないんだと思う。

今の2の状態になったシオカラーズを応援したい気持ちと、やっぱり1で日常的に見ていた2人で1つのシオカラーズ、談笑する2人を見たい気持ちがある。
在るがままを受け入れる愛と、こうあってほしいと思うエゴに、今も自分は挟まれている。

なのでやっぱりアプデかDLCかamiiboかコラボ商品のDLコードで、クリア後は2人が一緒に談笑してるのを見れるようにしてほしいです。
ほら「失踪したことで仕事にあたえた影響の後始末で忙しくてクリア後すぐは一緒にいられなかったけど、ようやく落ち着いたので今は広場で一緒にロブのごはん食べれるようになりました」とかさ?
ダメ?